見積書の販売店へ支払う手数料を知っておこう!
[手数料]
1.登録手続き代行費用
車の名義変更や新規登録を販売店に代行してもらうための手数料です。
ナンバープレート代1,440円〜5,000円(希望ナンバー)を含む場合や販売店から登録手続きを行う運輸支局の場所(距離)によって金額設定しているなど販売店によって違いのある手数料です。
例えば
横浜ナンバーへの変更の場合、30,000円
品川ナンバーへの変更の場合、35,000円
2.ナンバー変更手数料
登録手続き代行費用が固定されている場合、販売店から登録手続きを行う運輸支局の場所(距離)によって別途手数料を設けている場合の手数料です。
例えば
登録手続き代行費用を、30,000円とした場合
ナンバー変更手数料として
横浜ナンバーへの変更の場合、8,000円
品川ナンバーへの変更の場合、10,000円
3.車庫証明代行費用
車庫証明書(自動車保管場所証明書)の取得を販売店に代行してもらうための手数料です。
1.2の手数料を削ることは出来ない事が多いのに対して、車庫証明代行費用は自分で車庫証明を取得すれば購入経費を抑えることが出来ます。
手続き自体も地元の警察署に販売店が作成した書類と車庫の地図を貼付して提出するだけでOK.
ちなみに1.2の手続きも難しくはありません!ただし販売店の利益を担っている側面が強いので、自分で手続きを行いたいと申し入れても拒否されることが大半でしょう。
4.納車費用
車を自宅などに納車してもらうための手数料です。
店頭で車の引渡しにすれば不要な手数料です。
5.下取手続き代行費用
下取車がある場合に名義変更を行うための手数料です。
また下取車を廃車にする場合でリサイクル券を持っていない(未預託)場合は、リサイクル料金が別途必要になります。
下取手続き代行費用を支払うのであれば、買取店へ車を売却してしまったほうが良いですよ!
下取価格を購入価格に充当すするならこの限りではありません。
6.整備費用
購入した車の整備を行うための費用です。
- 法定点検整備
- 販売店独自の点検整備
- 納車前整備
- 車検整備
など同じ整備でも内容は複数あるので、どのような整備を目的とした費用なのかを確認しましょう!
7.検査代行費用
車検が切れている車の場合、運輸支局に車を持ち込んで新規検査(車検)を受けるか、指定整備工場にて検査(車検)を受ける事になります。
そのための代行手数料です。
8.預かり法定費用
車の名義変更や車庫証明書などに必要な印紙代のことです。
登録手続き代行費用や車庫証明代行費用に印紙代を含めて処理する場合もあります。
この費用は消費税が非課税となりますが、登録手続き代行費用や車庫証明代行費用に印紙代を含めて処理すると課税対象となります。
見積書のまとめ!
中古車を購入する場合、様々な付帯費用が発生します!
税金や保険はどこの販売店でも同じ金額になりますが、販売店へ支払う手数料は名目や価格設定は様々です。
現金販売価格(車両価格)は割安感があっても、見積書のトータル金額は思った以上に高くなったと感じることも多々あります。
これは販売店の営業戦略も大いに関係してくるところですが、中には素人だという事に付け込んで必要以上の金額を請求してくる業者も存在しないとは言い切れません!
ちょっと納得できない手数料があったならば、担当者に手数料の内容を確認しましょう。
何か違和感を感じたら素直にその販売店での購入を避けるのも一つの手です。