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車の状態を把握するポイント!

なんといっても車両の状態の把握は欠かせません。

幾ら価格が安くても車両に問題が生じていては、安物買いの銭失いとなりかねません。

1.外装

目立つ傷や凹み、塗装の艶(色あせ)、腐食(錆)などがないか確認しましょう。

注意したいポイントとしては、フロントガラスの傷やヒビ割れです。

ヒビ割れている場合は更にヒビが拡大する可能性もあり、最悪交換となり、10万円程度の出費です。

また薄傷などはフロントガラスが汚れている状態ですと確認しづらいので清掃してもらってから確認しましょう。

傷やヒビ割れが確認された場合、販売店の対応を確認しましょう。

2.内装

室内の臭いや汚れ具合を確認しましょう。

灰皿を外してみて汚れていたり臭いが付着している場合、喫煙車だったと考えて良いでしょう。

さらにシートやフロアーマット、フローアーカーペットなどに焦げやペットの毛などが無いか確認しましょう。

トランクルーム内もカーぺットなど外せる所は外して確認です。できればスペアータイヤも外して錆やカビなどが発生していないか確認すると良いです。

ついでに車載工具とジャッキの確認もしておきましょう。

3.エンジン

出来れば冷間時のエンジンの始動から確認しましょう。

スムーズに始動するか、アイドリング状態(回転数)、異音、マフラーからの排気ガスの状態(白煙、黒煙)

エンジン暖気後も継続してアイドリング状態(回転数)、異音、マフラーからの排気ガスの状態(白煙、黒煙)を確認しましょう。

さらにエンジンの吹け具合、エアコンを入れてアイドリング状態を確認、ついでにエアコンの効き具合やヒーターの作動も確認してしまいましょう。

4.電装関係

パワーウインドウ、オーディオ、ワイパーの作動、ホーンの作動、灯火類の点灯(エアコンパネルやメーターパネル内、外回り)など作動させられる箇所は全て確認しましょう。

ついでに走行距離をメモしておくと良いと思います。

5.消耗品類

タイヤの残溝や偏摩耗がないか、サイドウォールにヒビ割れや傷が無いか確認しましょう。合わせてホイールの傷を確認です。

可能であればブレーキパッドの残量やブレーキローターの状態も確認しましょう。

エンジンオイルの量と汚れ具合やエンジンオイルフィラーキャップを外して状態を確認、ファンベルト等の亀裂や摩耗、パワステアリングオイルや冷却水の量、ブレーキフルードの量と汚れ具合なども確認しましょう。

オイル類の漏れも確認できると良いです。

6.修復歴

素人が修復歴を判断するのは容易ではありません。

納車後に日本査定協会にて確認することをお勧めします。

誰でも素早く確認できるポイントへ

7.備品

マスターキーやスペアーキー、リモコン類、取扱説明書、メンテナンスノート(保証書)、整備記録簿があるか確認しましょう。

8.試乗

試乗可能であれば細心の注意を払って試乗しましょう!

試乗の前に必ず任意保険に加入しているか確認です。

業務用の保険で、試乗中の事故に対しても保険金が支払われる保険に加入しているはずです。自賠責保険だけでは万が一の際に不安です。

走行中の異音やATならば変速ショック、直進性など気になる点が無いか確認です。

9.その他

小物類の欠品(シガーライター、バックレストなど)やプラスティック部品の破損(エアコンのルーバー、ドリンクホルダーなど)、シートの調整がスムーズに出来るかなど確認できる部分は細部まで確認しましょう。

チェックポイントまとめ!

不明な点や疑問点があれば担当者に確認です!!

走行距離や修復歴、冠水歴などの車両価値を大きく損なう要素は、何故そのような判断をしているのか納得行くまで説明してもらいましょう。

余裕があれば各部の写真を撮っておくと良いですよ。若しくは契約後に。

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