支払い能力で考える中古車購入の予算
中古車の購入に限りませんが、高額な買い物をする時は慎重な検討が必要です!
そこで中古車を購入する時の予算の立て方について考えてみます。
予算の考え方はいくつかあると思いますが、ここでは支払い能力を重視したやり方です。
といっても、これは単純!
現金一括で支払うなら、いくらまでなら出せるのか?
ローンを組んで購入するなら、月々の返済額、ボーナス月の返済額は、いくらまでなら生活に支障が起きないか?
どのくらいの期間で返済を済ませたいのか?等を考えるだけです。
現金一括で中古車を買う
預貯金をどれだけ取り崩すことが可能かを冷静に考えます!
よほど月々の収入が安定しているなら別ですが、貯金層総額の100%を使い切ってしまうのは危険です。
ただし、家族構成や住宅ローンの返済、その他の借り入れ金額などの諸状況は人それぞれなので、一概には言えない面もあります。
自分が置かれている環境を考えて、中古車を買うために支出する金額を決めましょう。
ローンを組んで中古車を買う
まず、頭金をどのくらい準備出来るかの考え方は、現金一括の時と同じです。
あと、ローン(分割払い)を利用する時の視点は2つ!
支払総額から考えるか、月々の返済額で考えるかです。
中古車の中でも高額な部類の車両を購入するなら、支払い総額は必然的に高くなります。
頭金次第にはなりますが、ローンの金利手数料分を含んだ支払総額も多くなります。
この支払総額から考える場合、欲しい車種が決まっているといったケースとの相性が良いです。
例えば、高級車の代名詞であるメルセデスベンツのEクラスを中古車で購入するような時です。
月々の返済金額から考えると、非常に購入することが難しいような場合でも、返済回数を増やすことで、何とか手に入れられる可能性が見えてきます。
※リンク先は、AEONのサイト。
ただし、支払総額が大きくなるので、個人的にはオススメできない方法です。
やはり、堅実的に中古車を購入するなら、月々の支払額をベースに、トータルの予算を決めてから中古車探しに入るのがリスクのない中古車購入だと思います。
月々の支払い額は、1万円までで、ボーナス月は5万円まで、返済回数は60回といった具合に!
上記例で言えば、60万円(1万円×60回)+50万円(5万円×10回)=110万円
金利手数料分を含めて、110万円の車まで購入可能ということになります。
仮に頭金を40万円準備出来れば、合計150万円までに!
とうことで、この計算ではじき出した金額で購入可能な中古車を探して購入します。
以上の説明から支払総額ベース、返済金額ベースどちらも似たように見える方もいらしゃるかもと思います。
が…
実際に中古車を探す際には、大きな差がありますよ!
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